まあ、昨日なんだけどね、東へ行ってみた。

予定してたコースは、田野町の二十三士温泉をスタートし→奈半利→室戸→東洋町→四郎ヶ根峠を登り→北川村に入って→奈半利→二十三士温泉という約100キロのコース。

スタート地点の二十三士温泉までは車で行き、温泉の駐車場でデポして出発。
奈半利橋を渡って東進するが、その前に田野の四銀でよく見かける「らき☆すた」の痛車を見たくなったので行ってみた。が、今日はいなかった。残念。ちなみに昔撮った写真だが、こんな↓やつ。車を愛する某ブログ主・お腹が出ちゃったよう(仮名)さんが見たら嘆くだろうなあ。
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かがみんの巫女姿はいつ見ても萌える。
こんな嗜好のワシを見たら親は嘆くだろうなあ。
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痛車が見れなくて残念だが、落ち込んでてもしょうがないんで東進。野根山二十三士の殉節地「野根山二十三士の殉節地」である奈半利川を越え、能勢達太郎の生誕地「能勢達太郎の生誕地碑」を過ぎ奈半利へ。手羽先が美味いと評判のショップ吉田のあたりで、急に目が乾いてきて目をシバシバさせてたらコンタクトが外れそうになったり、急に前にいた車が右往左往しだして轢かれそうになったりとアクシデントがあったが無事に室戸へ。
そして羽根の街に入り、国道から外れて街の奥に行くと、檜垣繁太郎の生家跡が。檜垣繁太郎(名は正体、梁之など)の檜垣家は、安芸郡郷士の中で100石以上の5家のうちの一つで、代々庄屋を勤めていた家。彼は清岡道之助「清岡道之助の旧邸」に師事し、家業となっていた庄屋職を継いだが、清岡が野根山事件を計画したためこれに参加。阿波で捕縛され、奈半利川の河原で斬首された。享年16歳。木下慎之助と共に同志中の最年少者であった。現在、住居跡は立ち入り禁止になっている。
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檜垣繁太郎生家跡のある道を進むと、今度は山地土佐太郎の頌徳碑がある。
山地は明治11年に東京で生まれたが、3歳で父の田舎であるこの地に引越し、高等小学校中退後に実家の酒造業を継いだ。後に海外渡航し、アメリカの貿易、海運業を視察し帰国すると、明治物産、山地汽船、スマトラゴム、極洋捕鯨株式会社(現・極洋)、太平洋海運などを設立。このうち極洋捕鯨は、日本水産(現・ニッスイ)、大洋漁業(現・マルハニチロホールディングス)とともに三大捕鯨会社の一つに成長した。ちなみに同社には、海軍で砲術の神様と称された黛治夫が戦後に入社し、捕鯨砲の開発や後進の育成に尽力した(ちなみに、黛は先輩の岡村徳長「【土佐の偉人�O】岡村徳長:海軍の奇人」とは個人的に親交があり、戦後もその関係が続いていたそうだ)。また、後任社長に法華津孝太がいるが、彼の息子が、この前のロンドンオリンピックの馬術競技に71歳で出場した、あの法華津寛選手である。

黛大佐が開発した捕鯨砲だろうか。
錆びまくっていてもったいない。


山地土佐太郎の頌徳碑を過ぎると、すぐに国道に面する。
すると、目の前に羽根橋が現れるが、この橋の左詰めにはその昔、羽根浦分一役場があったそうだ。歴代の分一役には鹿持雅澄がおり、彼はこの地に赴任した際に「大鳥の 羽根のみ崎の 沖つ浪 八重折るが上に 月照りにけり」と詠んでいる。雄々しい太平洋と、その上を、沖から吹いてくる強い潮風に負けずに翼を羽ばたかせて悠々と泳ぐ大鳥の姿が、闇夜の中で静かに月に照らされることで静と動が合一している光景が目に浮かぶ。
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この直後、左手にガソリンスタンドがあるのだが、道を挟んだその前には島村省吾の墓「天誅組・島村省吾の墓」がある。そして、比較的道幅が広く走りやすい道を航行して吉良川に入り町並み保存地区へ。すると、観光客の団体が細路地に向かって一斉に写真を撮っていたので、何事か?と見てみると、地元ガイドのねえちゃんをモデルに撮影会してた。漏れも撮っとけばよかった。
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昔は郵便局だったらしく、瓦には〒マークが。

町並み保存地区を過ぎると、町の名前になっている吉良川が現れた。
ところで、この辺りにはその昔、安岡右近将監平忠重が建てた吉良川城があったそうだ。忠重は平清盛の叔父にあたる平忠正を遠祖に持ち、大和国から1182年にこの地に移住。その子孫は代々城主を務めこの地を治めていた。第15代・安岡弾正のときに長宗我部元親の家臣になるが、以後も弾正の長男の家系がこの地を治め、山内一豊が土佐藩主として入国してからも同家はこの地の庄屋を務め、その後、田中家が庄屋を務めるようになってからも代々年寄としてこの地の重役を担ったそうだ。
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吉良川からキラメッセを過ぎて室戸市街へ。
そして、以前に伊野の模型展覧会で見た艦船模型を見学しに「おもちゃのABC」さんへ。しばらく模型談議に花を咲かせたあと、噂のキンメ丼を食べに、近くにある室戸商工会館へ移動。

ここ↓の地下にある店で食べられるらしいのだが、残念、準備中でした。


中岡慎太郎の像。

室戸岬。
この辺りからポツポツと雨が降ってきて、次第に雨足が強くなってきた。雲行きを見ると、まっ黒な雲が迫ってきており、恐らくずっと雨になりそうな予感が。。。うーむ、このまま進むべきか、それとも帰るべきか…。
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帰ってしまいましたorz
羽根をすぎるまでは雨が降ってたんだけど、それ以降はピーカンに。くそう、こんながやったら行っちょったらよかったぜよ。
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スタート&ゴールの二十三士温泉。
温泉入って帰って来たんだけど、入館時に財布を忘れて、帰る時に車のキーを忘れてしもうた。そろそろワシもお年頃ですなあOrz ちなみに、この温泉の採掘と運営は、檜垣繁太郎の子孫がやっているらしい。
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