昨日、人から聞いたんだけど、はりまや橋近くに温泉施設を整備するって話、けっこう真剣に進めるらしい。

候補地は京町商店街の東端側の空き地で、採掘した温泉は現地の温泉施設で使用するほか、近隣の宿泊施設に配送するとのこと。泉質はナトリウム塩化物高温泉⇒(ここの�Bがそれ)らしい。
このニュースを9月の高知新聞で知ったアテクシは、近所に住む温泉・温浴施設好きの一人として大歓迎!だけど、はたしてやっていけるのだろうかと心配もしている。というのも、温泉好きが「この温泉に行こう」と思う要因を考えると、この地ではそれを実現しにくいと思ったから。
(1)温泉好きのニーズを満たせるのか?
温泉好きが気にするのは、�@泉質、�A景観、�B浴場・浴槽の数と種類、�C施設全体の雰囲気、�Dその他付随サービスの充足度、�E立地条件の6つと言われてるのね。だけどここって、泉質は平凡、景観の良い施設をつくろうとすると周囲が雑居ビルだらけなので高階層の建物にする必要がある、多数の浴槽を設けるには敷地面積が狭い、飲食やマッサージ等の付随サービスを整備すれば近隣店舗と競合する、駐車場は設置できないし近くの駐車場までの移動が面倒くさい、という問題を孕んでる。
(2)採算とれる施設なのか?
また経営的には、場所的に土地代は高く、温浴施設は設備投資額も大きいので投下資本の回収が難しいと思うの。じゃあ集客数を増やすか単価を高くすればいいと思うよね?けど、前者は広い浴槽を複数設けて大人数を受け入れる方法になるけど先記の理由により難しく、後者は浴槽や浴場は小さくても温泉だけで一人当たり1万円以上とれるような付加価値のあるものにする必要があって、泉質など総合的に考えて富裕層相手に十分な訴求力をつくれると思えないので難しいと思う。じゃあ、どうすればいいの?
(3)簡易宿泊可能な24時間営業の日帰り温泉が良くね?
�@温泉宿か日帰り温泉か
温泉宿の現状がわかる直近のデータ(環境省「H25温泉利用状況調査」)を見ると、全国の温泉数・源泉数は年々増加しているけど、宿泊施設・収容定員・延べ宿泊者数は減少してて、温泉付き公衆浴場は増加してるのね。これって日帰り温泉のニーズが増えてるってことだよね。実際、ラクーア・大江戸温泉物語・庭の湯とかは業績好調だし。
それに、下表(上の調査を基に加工)のように高知の宿の定員稼働率をみると他県より業状が良くないっぽいから、温泉宿を新設すると競争が激しくなって共倒れしちゃうかもしんない。だから業態は日帰り温泉にするべきだと思う。

あと、日帰り温泉には下記のメリットがあるから、やっぱ日帰り温泉の方が良いと思う。
・日帰り温泉は温泉宿よりも接客・飲食サービスの重要度が低いので低コスト運用できる。
・既存の宿に泊まった客が、宿泊先の浴場(さらには日帰り入浴可能な他の宿泊施設の浴場)と「はりまや橋温泉」とを周遊する、いわゆる「湯めぐり」が可能になり、中心市街地が面の効果を発揮できる。
・宿にとっては、入浴は自室のバスルームORはりまや橋温泉の利用を勧めることで、コストのかかる自前の大浴場を閉鎖する事が出来る。
�A一般的な日帰り温泉の客層とニーズ
日帰り温泉もスパ系、銭湯系に分けられる。前者で有名なのはラクーア・大江戸温泉物語・庭の湯とか。後者は昔ながらの銭湯。んで、前者は手近かなリフレッシュ手段やアミューズメント施設の一つとして幅広い客層にウケてて、ほぼ24時間営業に近く簡易宿泊所としても機能している。後者はレトロ感をウリにしたりリノベしてアートやサブカル系な人に脚光を浴びているよね。
客数が多いのはもちろん前者。その客層をもう少し詳しく見ると、リフレッシュとアミューズメント目的で、休日や出張継いでのリーマン、地元のじいさん、友人連れ、家族連れ、ホテル代わりの利用者がおり、女性客はリフレッシュ目的で単身または友人連れで来るのが多いよね。
�B高知中心市街地の日帰り温泉等
温泉:三翠園温泉、スパ:ぽかぽか温泉、ルーマプラザ、銭湯:城下湯など、クロスオーバー型(泉質は温泉ではないが建物の雰囲気が温泉を連想させるもの):土佐御苑、城西館、がある。24時間営業はルーマプラザ(男性専用)のみで、銭湯以外は飲食やマッサージなどの付随サービスを提供している。
�C既存の高知市の日帰り温泉が取り込めていない客層
この�Bが�Aで書いた層で取り込めていない層を探すと、深夜~明け方利用の客、特に女性客を取り込めていないっぽい。具体的には、地元や出稼ぎで来高している夜の蝶達、夜勤前&後の女性看護師、店じまい後の飲食店の従業員やオーナー、飲み過ぎて終電を逃した人、飲む前に一風呂浴びようという人がいるだろう。加えてネカフェをホテル代わりにしている層や、民泊やホステルを使いたい層にも訴求できし、夜勤明けのタクシー運転手・警備員・各種独身単身の公務員も取り込めるだろう。また期間や季節限定になるが高知周辺の土木現場に地方や他県から長期出張で来た現場作業員が休日に泊まりで利用するのもあり得る。この層をターゲットにすべき。
�Dまとめると
ガチの温泉好きには訴求力が弱いので、違う層をターゲットにすべき。それは競合店の客層とかぶらない�Cの層、特に夜~明け方の女性客を取り込めるようにする。建物は6階建てで1階に採掘ボイラー室&他宿への給湯施設、2階に軽食&マッサージエリア、3階に男性受付&男性簡易宿泊スペース、4階に男性浴室、5階に女性受付&女性簡易宿泊スペース、6階に女性浴室を設け、男女別の直通エレベーターを(外からは男は3階のみ女は5階のみに行け、内からは男は2階と3階、女は2階と5階のみに行ける)を設ける。簡易宿泊スペースは個人的にはカプセルホテルにしたいが旅館業法にひっかかるのでマットレスを敷くだけでいいかも。こんなんが出来たらイイんじゃない?つか、こんなんが出来たら飲んだ帰りに使いたいだけなんだけどね(・ω<) テヘペロ
※ちなみに↑はロンモチで具体的な集客予想も利益計算も何も考えてません。ガチの計画はお小遣いくれるんならやりまぁす(小保方風)。
※ちなみに人口40万人(高知市は33万人)の地方都市市街地にある某日帰り温泉は、延べ床面積2900�u、建設費15.7億、売上7.5億、総利益5.4億、営利8400万、経利7800万、税引き後利益7000万、客層は中高年が多く(男4:女6)、年間利用者数65万人とのこと。

候補地は京町商店街の東端側の空き地で、採掘した温泉は現地の温泉施設で使用するほか、近隣の宿泊施設に配送するとのこと。泉質はナトリウム塩化物高温泉⇒(ここの�Bがそれ)らしい。
このニュースを9月の高知新聞で知ったアテクシは、近所に住む温泉・温浴施設好きの一人として大歓迎!だけど、はたしてやっていけるのだろうかと心配もしている。というのも、温泉好きが「この温泉に行こう」と思う要因を考えると、この地ではそれを実現しにくいと思ったから。
(1)温泉好きのニーズを満たせるのか?
温泉好きが気にするのは、�@泉質、�A景観、�B浴場・浴槽の数と種類、�C施設全体の雰囲気、�Dその他付随サービスの充足度、�E立地条件の6つと言われてるのね。だけどここって、泉質は平凡、景観の良い施設をつくろうとすると周囲が雑居ビルだらけなので高階層の建物にする必要がある、多数の浴槽を設けるには敷地面積が狭い、飲食やマッサージ等の付随サービスを整備すれば近隣店舗と競合する、駐車場は設置できないし近くの駐車場までの移動が面倒くさい、という問題を孕んでる。
(2)採算とれる施設なのか?
また経営的には、場所的に土地代は高く、温浴施設は設備投資額も大きいので投下資本の回収が難しいと思うの。じゃあ集客数を増やすか単価を高くすればいいと思うよね?けど、前者は広い浴槽を複数設けて大人数を受け入れる方法になるけど先記の理由により難しく、後者は浴槽や浴場は小さくても温泉だけで一人当たり1万円以上とれるような付加価値のあるものにする必要があって、泉質など総合的に考えて富裕層相手に十分な訴求力をつくれると思えないので難しいと思う。じゃあ、どうすればいいの?
(3)簡易宿泊可能な24時間営業の日帰り温泉が良くね?
�@温泉宿か日帰り温泉か
温泉宿の現状がわかる直近のデータ(環境省「H25温泉利用状況調査」)を見ると、全国の温泉数・源泉数は年々増加しているけど、宿泊施設・収容定員・延べ宿泊者数は減少してて、温泉付き公衆浴場は増加してるのね。これって日帰り温泉のニーズが増えてるってことだよね。実際、ラクーア・大江戸温泉物語・庭の湯とかは業績好調だし。
それに、下表(上の調査を基に加工)のように高知の宿の定員稼働率をみると他県より業状が良くないっぽいから、温泉宿を新設すると競争が激しくなって共倒れしちゃうかもしんない。だから業態は日帰り温泉にするべきだと思う。

あと、日帰り温泉には下記のメリットがあるから、やっぱ日帰り温泉の方が良いと思う。
・日帰り温泉は温泉宿よりも接客・飲食サービスの重要度が低いので低コスト運用できる。
・既存の宿に泊まった客が、宿泊先の浴場(さらには日帰り入浴可能な他の宿泊施設の浴場)と「はりまや橋温泉」とを周遊する、いわゆる「湯めぐり」が可能になり、中心市街地が面の効果を発揮できる。
・宿にとっては、入浴は自室のバスルームORはりまや橋温泉の利用を勧めることで、コストのかかる自前の大浴場を閉鎖する事が出来る。
�A一般的な日帰り温泉の客層とニーズ
日帰り温泉もスパ系、銭湯系に分けられる。前者で有名なのはラクーア・大江戸温泉物語・庭の湯とか。後者は昔ながらの銭湯。んで、前者は手近かなリフレッシュ手段やアミューズメント施設の一つとして幅広い客層にウケてて、ほぼ24時間営業に近く簡易宿泊所としても機能している。後者はレトロ感をウリにしたりリノベしてアートやサブカル系な人に脚光を浴びているよね。
客数が多いのはもちろん前者。その客層をもう少し詳しく見ると、リフレッシュとアミューズメント目的で、休日や出張継いでのリーマン、地元のじいさん、友人連れ、家族連れ、ホテル代わりの利用者がおり、女性客はリフレッシュ目的で単身または友人連れで来るのが多いよね。
�B高知中心市街地の日帰り温泉等
温泉:三翠園温泉、スパ:ぽかぽか温泉、ルーマプラザ、銭湯:城下湯など、クロスオーバー型(泉質は温泉ではないが建物の雰囲気が温泉を連想させるもの):土佐御苑、城西館、がある。24時間営業はルーマプラザ(男性専用)のみで、銭湯以外は飲食やマッサージなどの付随サービスを提供している。
�C既存の高知市の日帰り温泉が取り込めていない客層
この�Bが�Aで書いた層で取り込めていない層を探すと、深夜~明け方利用の客、特に女性客を取り込めていないっぽい。具体的には、地元や出稼ぎで来高している夜の蝶達、夜勤前&後の女性看護師、店じまい後の飲食店の従業員やオーナー、飲み過ぎて終電を逃した人、飲む前に一風呂浴びようという人がいるだろう。加えてネカフェをホテル代わりにしている層や、民泊やホステルを使いたい層にも訴求できし、夜勤明けのタクシー運転手・警備員・各種独身単身の公務員も取り込めるだろう。また期間や季節限定になるが高知周辺の土木現場に地方や他県から長期出張で来た現場作業員が休日に泊まりで利用するのもあり得る。この層をターゲットにすべき。
�Dまとめると
ガチの温泉好きには訴求力が弱いので、違う層をターゲットにすべき。それは競合店の客層とかぶらない�Cの層、特に夜~明け方の女性客を取り込めるようにする。建物は6階建てで1階に採掘ボイラー室&他宿への給湯施設、2階に軽食&マッサージエリア、3階に男性受付&男性簡易宿泊スペース、4階に男性浴室、5階に女性受付&女性簡易宿泊スペース、6階に女性浴室を設け、男女別の直通エレベーターを(外からは男は3階のみ女は5階のみに行け、内からは男は2階と3階、女は2階と5階のみに行ける)を設ける。簡易宿泊スペースは個人的にはカプセルホテルにしたいが旅館業法にひっかかるのでマットレスを敷くだけでいいかも。こんなんが出来たらイイんじゃない?つか、こんなんが出来たら飲んだ帰りに使いたいだけなんだけどね(・ω<) テヘペロ
※ちなみに↑はロンモチで具体的な集客予想も利益計算も何も考えてません。ガチの計画はお小遣いくれるんならやりまぁす(小保方風)。
※ちなみに人口40万人(高知市は33万人)の地方都市市街地にある某日帰り温泉は、延べ床面積2900�u、建設費15.7億、売上7.5億、総利益5.4億、営利8400万、経利7800万、税引き後利益7000万、客層は中高年が多く(男4:女6)、年間利用者数65万人とのこと。
























